【書籍レビュー】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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- | 2014.09.30
村上春樹をはじめて読んでみました。たまたま借りたのが「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」だったので、それを。
まず、私の読んだ後の正直な感想は・・・、「え!これで終わり!!!!??」
です。
以下、村上春樹を全く知らないまま、どんな噂も聞かないままの私の素のレビューをしたいと思います。
いきなり総括
ざっくり言うと、田崎つくるという30過ぎの男性が、高校時代の友達にハブにされてその理由がずっと聞けないまま、大人になって、引きずったままなので、お付き合いしている女性に背中を押され、やっと当時の友達に会いに行く物語です。
それだけです!
読み進めていく感覚
たんたんと、その主人公の想いに寄り添って読み進めていく感じ。
もう先が気になって気になって仕方がないという本ではなかったです。
この本のジャンルは・・?
ある意味ミステリー?謎しか残らなかった、かつて友人だった女の子の末路も謎、田崎つくると、お付き合いしている女性のその後も謎、かつての友人達と会って、当時ハブにされた真相を確かめて、それで終わり。
村上春樹おすすめから読むべきだった
読み終わった時、本当にションボリしました。
きっと、これは村上春樹作品の中でも「やっちまった部類」なんだと、思います。そしたらこんなションボリしなかったかもしれません。今度は「おすすめ、これ他の作品と比べてとびきり良いよ!」という本を読みたいと思いました!
残念! 斬りッ! (古っ
以上です